男の休日(シビレタ日)

9/21に敦賀方面に釣りに行ってきました。

20日の20時に家を出発、敦賀に21時半頃到着しました。
今回は夕食を取らずに出かけたので、前前から気になってた屋台のラーメンを食べました。平和堂から気比神社に至る道にはたくさんのラーメン屋台が出ていて、いつ見てもお客さんで賑わってます。
設営直後でお客さんのいない屋台で食べてみました。おっちゃんに「大盛!」と注文し、しばらくして出されたものを見てビックリ。軽く3人前はありそうです。とんこつ系で美味しいのですが、麺がスープを吸って膨れつづけるため、食べても食べても減りません。完食はしましたが、、恐るべし敦賀ラーメン。。今度は普通のにしよう。。。

さて、餌やさんでアミエビと食わせアミとゴカイを買って敦賀新港にご出勤です。今回は夜明けまでカゴ釣りでアジ等を狙って、夜明け後に浜で投げ釣りの予定です。
休日の新港は昼夜問わず大人気ですが、今晩も多くの人で賑わっており、フェリー乗り場の明かりも手伝って夜釣りの寂しさはまったくありません。

波に揺れるウキを見つつ、ぼちぼちとアジを釣ってました。
釣れたアジを餌にアコウを狙ったりしましたが、3時半頃まではマッタリした釣りでした。

3時半頃、ウキがヒョコヒョコして「ああ、アジが1匹かかったな。もう1匹かかるまで待ってみよう。。。」と見ていたら、いきなりウキが沈んだのと同時に竿が吹っ飛びました。
必死で竿に取り付き抵抗しました。竿は満月状態で曲がり、ドラグがフルロックのはずのリールが鳴きつつ糸が出て行きます。
ウキがものすごい速さで右へ左へと走り、ウキのすぐ横で糸の先にいるアレが跳ねました。恐らくスズキですが、ウキのサイズから考えると80センチ以上はある大物です。
やりとりとは言えない、ただ耐えてるだけの時間は30秒ほどの短い時間でした。5号の道糸が、恐らく摩擦熱のために竿先で切れてしまったのです。
ええと、、、ボクのウキはものすごい速さで沖のほうに遠ざかり、魚は怒って跳ねまくりつつ遠ざかっていきました。

しばらくは呆然とウキが遠ざかっていくのを見てましたが、やがて見えなくなってしまいました。
あんな大物いるんですね。使っていたタックルではとても太刀打ちできないレベルの魚でした。

さて、興奮が冷めた後、困った事に気づきました。ウキは予備があるのですが夜釣り用のケミホタル(折ると発光するアレです)を切らしていたのです。
足元では明るくなるまであんまり釣れない事はわかってましたので、エギ(疑似餌)の練習をして明るくなるのを待つことにしました。

アジが釣れた時、たまに頭を齧られているのがいましたので、イカはいるようです。気合を入れて頑張ってみました。
しかし、エギングは難しいですね。エギがどういう状況なのか想像しながら操るのですが、イメージがしにくいです。
テレビで観た知識(二回しゃくる)と友人から聞いた知識(同じ感覚でしゃくる。オススメは7秒)を駆使して挑戦しました。
4時ごろから始めましたが、なかなかあたりも出ませんので、いろいろと試行錯誤してみます。5時前頃まで色々試しましたが、どうもダメなようです。少し明るくなってきたので、しゃくってきたエギをそのまま足元で動かして沈み具合とか動きを確認していると、、、釣れました。人生初アオリ。
コロッケサイズの小さいイカでしたが、うれしい物ですね。
その後気合を入れて30分ほど頑張りましたが、2匹目は釣れませんでした。

明るくなってカゴ釣りを再開したのですが、7時ごろまで全く釣れませんでした。仕方がないので足元でのサビキ釣りに切り替えたのですが、20cm程のグレが2匹つれただけで、さっぱりな状態になりました。しかも雷雲が近付いてきて雨が降り出したので、カゴ釣りは終了とし、一旦車へ退散しました。
そしてそのまま車でオヤスミ。。。

12時に目を覚ますと、幸い雨は上がってましたので、気比の松原に向かい、キス釣りを開始しました。
気比の松原では、残念な事にアマモが出ており、120m以上遠投しないと釣りにならないようです。
フグと5センチほどの小さい鯛に悩まされながら探り歩いて見ると、ようやくキスのあたりが。
よし!これから頑張るぞ!と気合を入れた次の遠投で、投げた直後に掌が攣ったような感覚が。。。ええ、感電です。雷雲が近付いている模様です。。。急いで仕掛をしまい、車に乗り込んだ直後、雷雨がいきなりやってきました。。。危ない危ない。

キスはあきらめ、雨雲を避けて久々子湖へ。ハゼ釣りです。
ハゼはいい時期に入りましたし、今年の久々子はハゼが多いようです。
あっという間に10匹ほど釣り上げたのですが、またしても雷雲がやってきて、、納竿としました。

敦賀新港の大物といい、気比の松原での感電といい、とてもシビレル釣りではありました。

また行きたいな男の休日。