男の休日(勝利の日)

6/17の深夜から6/18にかけてまた釣りに行ってしまいました。

火曜日の11時に出発、水曜日の0:30に小浜港に到着し、早速夜釣りを開始しました。前回怖かったこともあって、今回は明るめの漁港にしました。行き道にはやはり鹿を沢山みました。目がキラキラ光っていて可愛いです。

さて、竿を2本出して夜釣りを開始しましたがまったく釣れません。ヒトデだけが沢山釣れますが丁寧にお帰り願います。
満月と星空の下で冷たいのを飲みながらのんびりします。この日は風が強く、3時ごろになるとさすがに寒くなってきましたが、頑張りつづけます。
4時になり周囲が明るくなり始めた頃、近くに投げておいたルアー用竿が飛びました。当たりです。
あわせるとずっしり重く、ゴンゴンとした手ごたえを感じます。キスです。
ルアー用の細竿だったので慎重にやり取りをしながら抜き上げてみると、、、
でかい!今まで見たことのないサイズ!
25センチのキスでした。やった〜〜〜〜

この後アドレナリンが廻り、妄想に取り憑かれ投げまくりますが、小浜港での収穫はこの1匹だけでした。
9時になり釣れない状況に飽きた僕は移動を開始しました。西か東か。今回は東方向に向かいます。
小浜を出て犬熊の浜に到着し、早速開始です。
1投数匹のキスが釣れますが、なんせサイズが小さい為、大半はリリースします。犬熊では小型10匹程度と小鯛1匹だけを確保しました。
この後、田烏・釣姫と見て食見で数投。15cm程度を2匹だけ。

そして、昨年夢を見させていただいた美浜某所へ到着。
狭いポイントなので誰か居たら無理なのですが、幸いにも無人です。
昼前ごろから南風が強くなり、通常では釣れない状況ですが、ここなら釣れると確信して投げ始めます。
10cm〜20cm程度のキスが毎回連れます。4本針で投げてたので数投でそれなりの数が連れました。
途中、小さいキスがつれてるなぁと思いつつゆっくり引いていると、急に重くなったので急いであげてみるとマゴチが連れてました。まぁマゴチと言っても30センチほどのサイズでしたので、まだまだ小さいのですが、始めて釣れたことと食べた事がないのでキープしました。
15時になり、そろそろ完徹の疲労が濃くなった時、それは起こりました。
気合の入った投げが追い風に乗って130mほど飛び、サビキだした瞬間にひったくるような大当たりが。急いで巻き上げます。
巻き上げながら、「ああ、これは30センチくらいの鯛なのかな、、、それとも40センチほどのセイゴ(スズキの子供)なのかなぁ。。。」と考えてましたが、砂浜に抜き上げてみると25センチほどのキスが3匹もついているじゃありませんか。嗚呼、素敵!!
写真を撮る事も忘れ、大急ぎで同じ場所に投げましたが4匹目は居ませんでした。残念。
15:30になり、結果にも満足したのでラスト1投を行ない、煙草を吸いながらゆっくりと引いているとなんだか重い感じ。海草を引っ掛けたなぁと思い巻き上げていると左右に引っ張ります。30号の錘を引っ張り回すとは何者!と思いぬき上げてみると本日最大の27センチあるキスが糸と錘に絡まって上がってきました。。。。この状態で引っ張り回すとは、、、恐れ入りました。

今回は大きいキスを5匹も釣る事が出来、曇天に恵まれ、本当に良い釣りができました。
浜辺で神様に感謝の祈りを捧げました。ありがとう。

その後、道の駅熊川で2時間の睡眠をとり、19時半に帰宅。

早速大きなキスは刺身+昆布締め、小さいのは天ぷら、マゴチは刺身と潮汁と皮照焼きを作りました。(大きいの2匹は近所におすそ分けしました)

キスの天ぷらはホクホクで美味しく、刺身は大葉と一緒に頂くと独特の風味がして美味しかったです。

マゴチは初めて食べましたが、あんな美味い魚はなかなか無いです。刺身はポン酢+紅葉オロシで食べましたが、ええ、アレはフグです。淡白且つ濃厚でとんでもない美味しさでした。しかし、、潮汁が最高でした。アラ+塩だけなのに何故この味。5分ほどでこの味が出るとは本当に恐れいりました。ちなみに皮の照焼きも濃厚で美味しかった。
マゴチと言う魚は、ちょっと考えられない美味です。不細工な顔してますが風味の固まりといいますか、いい味してます。釣れたり売ってるのを見た時は必ず確保する事にします。

ちなみに今日(19日)は、キスの昆布締めと鯛+小さいアイナメの塩焼きを食べました。キスの昆布締めは初めて作ったのですがキスの風味を更に引き出せた上等の味でした。鯛は鯛の味で美味しかったですし、針を呑んじゃったので確保した小アイナメはこれまた旨みのカタマリになってました。

また行きたいな、男の休日。
(でもしばらくは満足感につつまれて自制します。出来るかな?)