100年見落とされてきた2つの死角

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20070820/137901/
ワイアレス給電の話。

磁誘導を使った非接触式の電力伝送がコイルの巻き数を数百にし,しかも非常に緻密に巻いてやっと数mmの距離で60%超の伝送効率を得ているのに対し,Soljacic氏のシステムは2mの伝送で効率は約40%。距離が1mだった場合は約90%と驚くような効率の高さを実現しています。

コレは神の領域。すげぇ。

「従来の通信では,電波で情報を送るために特定の周波数の搬送波に信号を載せて送受信していた。我々の場合,欲しいのは電波のエネルギーそのもので,共振回路で特定の搬送波を選ぶ必要もそこから信号を抽出する必要もない。雑音でさえも電力源になるから,S/N(信号対雑音比)ではなくN/S(雑音対信号比)を電波環境の指標にしたいぐらい」(同氏)。「N/S」は冗談にしても,「発想を逆転させたことで実現した」(同氏)わけです。

うはぁ、、空中波の雑音をエネルギーにってか。
確かに波形自体がエネルギーになるなら可能だなぁ。
すごいっす。。。